概要
琉璃廠(リゥリーチャン)は、清代の街並みを修復した書画骨董の店が軒を並べている通り「琉璃廠文化街」です。
明の永楽年間にこの地に瑠璃窯が置かれ、以来この付近は瑠璃廠の名で呼ばれることになりました。
瑠璃廠は明代の工部五大廠(崇文門外の神木廠、交民巷の台基廠、左安門内の黒窯廠、朝陽門外の大木廠、和平門外の瑠璃廠)のひとつとして設けられ、五色の瑠璃瓦が製造されました。それから清代まで継承されましたが、乾隆年間頃に窯廠は移転し商業の街に生まれ変わりました。 宣武門街に文人が多く住んでいたことから、通りには書籍、骨董、文房四宝を商う店舗が多く立ち並び、中華民国の時代になり、北平政府はここを瑠璃廠文化街に改めました。 東西に延びる瑠璃廠文化街は、南新華街と交差する辺りが中心地で大型の書店「中国書店」があります。海外の研究者がよく立ち寄る書店で人文科学系の専門書が多く一部古書も扱っています。ここから東側は瑠璃廠東街と呼ばれ延寿街まで続き書画を商う老舗が並びます。西側は瑠璃廠西街で柳巷まで延び、書店が軒を連ねてます。書画、骨董については巧妙なレプリカが多いがごく稀に掘り出し物もあります。 |
名前 | 瑠璃廠 |
---|---|
エリア | 北京 |
都市・地区 | 王府井・崇文門 |
住所 | 北京 琉璃厂 |
交通 | 地下鉄2号線「和平門」下車徒歩10分 |
ウェブサイト | http:// |
支払方法 | |
言語 | |
地図 |