2018年夏 香港・珠海・マカオを結ぶ「港珠澳大橋」が開通予定 / 中新網 中国では、都市の姿を変えるメガプロジェクトが完成を間近に控えている。
7月30日の中新網によると、《マカオ日報/澳門日报》の報道によると,今年の夏に、「港珠澳大橋」が開通予定となり、7月1日に開通済みの江湛鉄路を含め、広東・香港・マカオの巨大湾区「黄金3時間旅行圏」が誕生することとなる。
今後10年で、中国は2億5000万人の人口を拡大しつつある大都市圏に移すことを計画しており、この巨大な人口移動に対処するために、この巨大インフラプロジェクトに何百億ドルも投じてきた。
港珠澳大橋とは、香港のランタオ島→中国・広東省珠海市→マカオの3つの拠点を結ぶ大型海上自動車道。その海上橋としての長さも世界最長クラスで全長35km(中央部分は、大型船舶の航路を確保する目的から6.7kmの海底トンネルとなっている)。
この港珠澳大橋が開通することで、珠海~香港間の移動時間は、現在の水路での約1時間、陸路では3時間以上かかるのが、約30分以内へと短縮される予定だ。つまり、中国経済にとっての重要基点である、香港のランタオ島→中国・広東省珠海市→マカオの移動距離が大きく縮まることとなる。
AP
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2018-12-24 11:15:39 |